エクトル・ベルリオーズの名言
[1803.12.11 - 1869.3.8]
フランスの作曲家、指揮者。感情や感覚、直観を重視するロマン派の一人。テーマが設定され題や説明が付される、いわゆる「標題音楽」のジャンルを作り出した。代表作は「幻想交響曲」「ファウストの劫罰」等。著作には『回想録』『管弦楽法』『ベートーヴェンの交響曲』『音楽のグロテスク』等がある。
Instrumentation is to music precisely what color is to painting.
音楽にとって楽器法というのはまさしく、絵画にとっての色なのである。
Time is a great teacher, but unfortunately it kills all its pupils.
時は偉大なる教師だ。しかし残念ながら、その生徒をすべて殺してしまう。
The luck of having talent is not enough; one must also have a talent for luck.
才能があるという運だけでは十分とは言えない。運があるという才能も必要だからだ。
Every composer knows the anguish and despair occasioned by forgetting ideas which one had no time to write down.
記す暇のなかったモチーフを忘れることで生まれる苦悩と絶望とを、作曲家なら誰でも知っているものだ。
Passionate subjects must be dealt with in cold blood.
情熱的な主題は、冷静に扱われねばならぬ。
Love cannot express the idea of music, while music may give an idea of love.
愛は音楽のモチーフを表すことはできないが、音楽は愛のモチーフを与えうるのだ。
Imagine anybody having lived forty-five or fifty years without knowing Hamlet! One might as well spend one's life in a coal mine.
ハムレットを知らずに45年も50年も生きた者を想像してみよ。人生を炭鉱の中で過ごすようなものではないか。
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